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11月24日に上海に上陸。 27日朝に帰国予定なので、私の中では 初日の夜ももっちろん上海的料理をもくろんでいたけど 同行した人間の事情もあり、 バンドーセンター50階のおされーなフレンチに行くことになった。 げっーー。確かにそこはこの前のヴォーグにも紹介されてた 素敵なところかもしれないけど。 ジャジーな演奏が聴けて、窓からテレビ塔を中心にした 上海のお約束のビューが見渡せるかもしんないけどよー。 わたしゃ、死ぬほどがっかりしました。 誰が貴重な上海のスリーナイトのうちの一夜に フレンチなんか食べたい? しかも最高に不味かったのだ、これが。 私のあの上海の夜一食を返してえええって感じ。 あんなの食べるくらいなら、 屋台でおかゆか串焼きかワンタンメンすすったほうが よほどましなんだもん。 ああ、これかいてても哀しくなるわん。 でも神様は私を見捨てなかった。 翌日25日に恋する上海娘ハイシちゃんとデート。 彼女は神戸生まれの神戸育ちで、正真正銘華僑の3世。 そんな上海娘が美味しいお店を知らぬわけがない。 ハイシが連れていってくれたのは 上海料理店「蘇折匯」の静安店ここで、食べた上海蟹さんはめちゃくちゃ美味しかった! 味噌がとろとろで白子が上顎にくっついて、 濃厚なんてもんじゃない。エロティックな味わいだったわ。 芝海老を湯がいて甘黒酢につけて食べる料理や 豆苗の湯がいたのや、豚のゼリー寄せ(なんて名前か忘れた) やもう、バツグンにピントあいまくりの味。 店内もお洒落だし、来てる人たちが何よりイケテル。 最後の夜行ったお店(別の人から紹介してもらったけど) で食べた上海蟹は哀しかったよー。 他の料理も厳しかったよ。 だからハイシが連れていってくれたお店が どれだけグレード高いかって実感したの。 食事の後10時半から、 「足底マッサージ45分と全身マッサージ45分で85元(約1200円ほど)と足のたこや角質をきれいきれいにしてもらって足底マッサージしてもらうのとどっちがいいですか?」 との上海娘の究極のニ者択一の申し出に 悶絶しながら導いた答えは前者。 これがもういかにも上海らしい一軒家にあるマッサージ場。 雰囲気ありすぎ! まず、大きな樽の中に入れたあっつい漢方湯に膝から下をつけて 約15分。折りしもこの夜から上海に大寒波到来で、 この漢方足湯につかっていると冷えた心まで じわじわと温もったのでした。 で、足底をモンでもらって、その後全身をマッサージしてもらって10分もしないうちに ハイシも私もすやすや・・。 なんて最高の上海的ゆるい時間だったことか。 上海娘と初対面だなんて、ぜんぜん信じられないほど、 お互いの恋の話がスパークしまくって、 あんなことやこんなことや、 ここまで話していいんかいっ? ってことまでおしゃべりしまくって マジで久々に最高に楽しい時間を過ごせたのでした。 これもブログやっていたお蔭。 そしてべっぴんの青山嬢にハイシちゃんを紹介してもらった おかげ。 ああ、ブログやってて良かったほんとに #
by ichizonda
| 2004-12-01 21:35
| 上海
11月24日から27日まで上海に行ってました。
泊まったのはバンドー地区に聳える、 てっぺんにパイナップルみたいな王冠がついた ウエスティンホテル上海。 エントランスの噴水はラスベガスのごとく。 ロビーの吹き抜けになった2階へと続く階段は ブルーやピンクに瞬時に変化するネオン仕立て・・。 まさにそれはNYのナイトクラブ。 ホテルマンたちの制服はおサレなアルマーニ風。 客室はNYアッパーイーストのコンドミニアムのように 趣味が良くて、総大理石のバスルームの窓から バンドー地区のビルディングが眺められて・・。 凄いわ。上海。 でも、私が何より好きだったのは、 のっぽのビルディングの影に隠れた 古き良き庶民の生活区。 路上生活をちょっとだけグレードupしたかのような 貧しい暮らしぶりなんだけど、 カラフルな洗濯物に、 玄関前(!)で夕飯の準備をするアルミ鍋の輝きに、 表のイスに座って読書する老女に、 生活するっていうことの原点を見せられた気がします。 あることがあって、精神的にはちょっとしんどい 上海の旅だったけど、 いいよー上海。 で、肝心の上海蟹についてはまた明日報告いたします。 そうそう。 このブログで知り合った、キュートな上海娘、 ハイシちゃんと一緒にご飯食べたのも 最高に楽しい思い出。 ブログやっていなかったら、 出会えなかった人です。 あああー、良かった! #
by ichizonda
| 2004-12-01 00:47
| 上海
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