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どもどもども〜。 いやー、ロンドンから帰って、 マイケルからも遠く離れてみますと、 なんだかあれほど私を夢中にさせた男の面影も、ちょっと明日の記憶・・・。 あかんがな〜 そんなわけで、気を引き締めて(もはや愛の修行?} 行くわよ〜、マイケル劇場。 えと、今回はスターにプレゼントするお花についてであります。 みなさんも、好きなスターや楽屋見舞いに、きっと素敵なアレンジのお花を 贈ったり、持っていかれたりしますよね。 たとえば、何かの舞台に出るときは、劇場入り口に どれだけゴージャスなお花が届いているかが、そのスターの人気のバロメーター。 それは、イングランドでも同じです。 でも、わたくしはですね、 この18年のマイケルファン人生に於いて、 お花をプレゼントしたこと、まったくもって、皆無。 私自身は、お花をもらうとほんっとにハッピーな気持ちになるし、 そのお花を眺めているだけで、贈ってくださった方のメッセージが 伝わってきそうで、心ときめきます。 しかし・・・・マイケルはね、お花をもらうことにかけては、 別格の人生を送ってきた人。 大人気スターなんですもん。 どんなときにも、ステージで楽屋で、世界一素敵なお花を贈られてきた男。 そんなお花に埋もれる日常をおくっている彼に、 わたしごときが、どんなに頑張って、 素敵なお花を贈ったところで、どう? 華麗なるブーケに混じって、その隙間に紛れるだけ・・・ちゃう?と 思ってきた。 だから、マイケルへの貢物は、 NYのニーマン・マーカスやボストンのバーニーズ、 ハワイのアバクロなんかで買った、 ちょっと趣味のいいお洋服。 そして、 シャンペンやメゾン・ド・ショコラを贈ってきたわけですわ(アフォ) それはね、少しでも印象に残るように・・・と(涙ぐましいじゃないかっ) しかしっ! 今回は、お花を贈る!と決めていた。 それは前回、マイケルのファンに聞いた話しが発端。 マイケルは自分がよほど気に入ったお花しか、ステージ・ドアから見える場所に、 飾らないそうなのだ。 いままで、その窓に飾られていたのは、アンドリュー・ロイド・ウェッバーから届いた、 コチョウランだけ(という噂) 私もここでブーケが飾られているのを見たことがなかったよ。 その話を聞いて、わしは、決意したのよっ。 あの窓に、私からプレゼントしたお花を飾ってもらうのが今回のミッションだと。 (なんてなんて、志し、低いのん?) そして、いちばん最初に渡したのが、 この真っ赤な薔薇。 残念ながら、翌日楽屋の窓を見ても、この薔薇の姿はありませんでしたん。 よしっ! もっとゴージャスなのが好みなんだな、マイケル。 と大枚はたいて、2回目に贈ったのが、こちらにも紹介した、 ロンドンでいちばんセレブなフローリストNikkiのお花。 このときもステージ・ドアでこのブーケをマイケルに渡したんだけど、 小さな声で、「Thank you 」と言ったマイケル。 そのThank you は、とっても育ちのいい、 イギリスのプライベートスクールに通う、 礼儀正しい男の子のように、素敵な言い方だった。 可愛すぎるぞ、マイケル!(バカったれ) でもさ、もちろん、Sweeneyのファイナルウィークには、 セレブな方々もたくさんいらして、楽屋はお花で埋もれてた感じ。 それでも、懲りずに、おれはね、 あの窓に飾られるまでは!と、 いちばん最後に、シンプルな、あじさいをセレクトした。 とってもピュアで可憐な、真っ白のあじさい。 アジアのあじさいがヨーロッパで品種改良されて出来た、 ハイドランジア。 うちの庭に7月ごろ咲くのとそっくりだった。 でも、Libertyのwild heartでブーケにしてもらって、 40ポンドしますた(ま、かなりこれでもこのお店ではリーズナブルなんやけど) トップの写真のブーケはもっと高かっただぜ(ってせこいねんっ) このあじさいを、マイケルに渡したのは、千秋楽前日の公演前のステージ・ドア。 押し寄せるファンをかき分け、 wild heartとプリントされたグレーのショッピングバッグをやつに渡すと、 彼は、そのあじさいをじっと見つめて、一瞬沈黙し、 「Lovely」と言った。 おいら、もうそれだけで、悶死〜っ。アフォアフォ〜。 この日の舞台も、死ぬほど素敵で、 もう、ステージ・ドアに行くと、寒いし、疲れる・・・だからやめる・・・ と思ってたけど、やっぱり、行ったん。 千秋楽の前日の出待ちは、そりゃ、もうファンも、ファンじゃない人も、 入り乱れて、混沌の嵐(助けて〜) もう、やっぱり来なければよかったわ、 とマイケルが出てくるのを、テンション低く、ステージ・ドアでぼんやり待っていたわし。 そして・・・何気なく、マイケルの楽屋の窓に目をやった。 えーっ、えーっ、えーっ。まじまじまじ? そこには、この日の夕方、プレゼントしたあじさいのブーケが飾られていたのさ。 それも、ステージ・ドアからいちばんよく見えるところに。 こんな小さなしょぼいブーケを、マイケルがステージ・ドアから いちばん目立つところにわざわざ飾ってくれたんだ・・・と思うと、 おれは、涙が出たよ。 それがこの写真ですねん(どう?このしょぼさは) それでね。その翌日、千秋楽当日の入待ちのとき、 これまたファンに殺されそうになりながら、 おれは、マカロンをプレゼントしたんだけど、そこに 「あのあじさいを、窓際に飾ってくれて、とってもうれしかった。 ありがとう。マイケル」 と手紙を書いたん。 そしたらね、 千秋楽の最後の出待ちで、 彼を待つ間、ステージ・ドアで楽屋の窓を見上げると・・・ あのあじさいが、完全に角度を変えて、 もっと目立つように、置かれてたの。 彼なりに、気を使ってくれてるんだね〜・・・ おれは、心のふかーいところが、じんわりあったかくなりました。 これはね、きっとマイケルなりに精一杯のお返しをしてくれたんだって。 いや、ほんと、些細すぎるエピソードで、 たったこれだけのこと伝えるのに、ここまでの長文かいっ?って話ですけど、 私にとっては、ほんとにうれしい彼からのメッセージでした(妄想?) ちなみに、あとであじさいの花言葉を調べてみると・・・ 冷淡 移り気 高慢 ・・・・・ひえええええーーーーーっ、 これってこれって、マイケルのことかいっ?! でもね、こんな花言葉もみつけたん。 ひたむきな愛 うーん。 おいらからマイケルへのメッセージとしては、ま、こんな感じ? およよ。 ■マイケル劇場2012年9月の旅 Sweeney Todd Adelphie Thraere ①追っかけバカ一代 Oh My London 試練は続く〜マイケル劇場 (17-25 Sep 2012) ②追っかけバカ一代 ホスト気質なもんで。マイケル劇場(17-25 Sep 2012) ③追っかけバカ一代 世界一幸せなお花よThank you and I love you ,Michael.マイケル劇場(17-25 Sep 2012) ④追っかけバカ一代 ラデュレの敗北。マイケル劇場再び (17-25 Sep 2012) ⑤追っかけバカ一代 最終回 ラデュレの敗北マイケル劇場再び~ファイナル(17-25 Sep 2012) ■マイケル劇場2012年3月の旅 Sweeney Todd at Adelphi Theatre (Press Night) 2012 Sweeney の旅@LondonPart 1 恋に落ちた瞬間 2012 Sweeney の旅@LondonPart 2 2012 Sweeney の旅@LondonPart 3 2012 Sweeney の旅@最終回 ■マイケル劇場2011年6月の旅 Sweeney Todd at Chiester Festival. こちらは、マイケルがOlivier Award2013でベストアクター賞を取った、 Sweenet Todd、2011年のトライアウトを観にいったときのレポ。 マイケル劇場@Sweeney Todd 2011英国の旅Part 1 マイケル劇場@Sweeney Todd 2011英国の旅Part 2 マイケル劇場@Sweeney Todd 2011英国の旅Part 3 マイケル劇場@Sweeney Todd 2011英国の旅Part 最終章
by ichizonda
| 2012-10-12 19:45
| マイケル劇場
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