パリのエルメス本店にて、
これまで非常に品薄であったバーキンを、
わたくし、かなりの数見ました。
さらに、このブログでも書いたように
「お客様のためにこのバーキンはあったんですよ。
まさに運命の出会いですね」
と35センチ黒×シルバーを出してきてくれたわりには、
翌日、
再び、本店を訪れると、もうひとつ別のがありました。
(ちなみに素材は両方ともトリヨンクレマンス。
って、また行ったんかい?)
わたしが宿泊していたホテル、
ジョルジュサンクのすぐ斜め前にもエルメスの支店があり、
ここへも滞在中毎日出かけておりました。
(だって歩いて2分なんだもん)
ここでは
ガラスケースにブラウンの35センチバーキンが
堂々と飾られておりました。
「他の色のバーキンはあるかしら?」
と買う気もないのに、聞くおいら。
(まるでバーキン検察官のごとく)
と・・・大変上品なマダム店員さんが、
「ありますとも」とおっしゃるではないですか?
「黒も?」
「ちょっとおまちください。その間に
これ見ておいてくださいます?」と
なぜかオーストリッチの茶のバーキンを渡された。
しばらくして、そのマダムがわたしを
手招きするではないですか?
「ちょっとこちらの奥の方へ」
とずずずーっと奥へと呼ばれたわたし。
えええええーっここは
闇取引きの場ですかい?
そして、ひと目をさけて(なんでや?)
彼女がビニールの封印をはがしたそのオレンジの中には、
なぜか、
運命の出会いと言われた
あの、同じ黒の35センチバーキンが・・・
(素材はトリヨン)
「今朝入ってきたばかりのバーキンですのよ」
(またかい?)
どうも、今回のパリではわたくし、
バーキンと数多くの運命の出会いがあったようで・・・。
っていったいどうゆーこと?!