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![]() 昨年、2011年のマイケル劇場ファイナルを放置したまんまだったじゃないかーーーーーーっ。 現在、ここをほったらかして、 先月行ったLondon哀愁の旅マイケル劇場2012がスタートしておるのですよ。 が、あまりに暑苦しい内容なんで、 メルマガとファン限定ブログにしております。 しかしながら、2011年バージョンのファイナルを書かない限り、 新マイケル劇場もはじまらないわーってことで、 昨年のマイケル劇場Chichester編の最終章いくわよーーーーっ。 昨年10月Chichesterのフェスティバルシアターでトライアウトした、 ミュージカル Sweeney Toddを観にいったわたくし、 1週間の滞在中、7回観ましたか。 で、あろうことか、残り1日しかないよっ!という ぎりぎりに押し迫った日のステージドアで、 マイケルにインタビューを申し込んだわし(しかも簡単な手紙で、超ええ加減) 私としては、正直、この作品がウエスト・エンドに移動するかどうかって瀬戸際の大変な時期に、 King Of Musical Theaterと呼ばれる大スター、 マイケルがどうせ、OKしてくれるなんてわけないよね〜と 半ばやけくそだったのですよね。 なのに、まったくもって、驚くべきことに、 たった一日しか候補日を書かなかった私に、 彼は「いいよ」とインタビューを受けてくれたのでした。 いやあ、話それるけど、こういうのって、お友達レベルでも難しいじゃない? 「明日ご飯いける?」 と言っても、平民のわたしらでさえ、すでに予定入ってることがほとんど。 それなのに、マイケル、なんてなんて、優しいの? というわけで、わたしの無謀すぎるというか、失礼すぎる、 ゲリラインタビュー当日っ(いまだに信じらんなーい) もはやその日。わしは、現実世界ではない、 どこかナルニア王国を行く旅人みたいな気持ちで(ってどんなん?) 彼の指示した6時10分前にステージドアに行ったのでありました。 マイケルの長年のPA(付き人)Andrew がすぐに迎えて来てくれました。 あんなスターなのにさ、ぜんぜん待たせないのよね。 で、階段を上がって、マイケルのDressing Roomへ。 もはや、この時点で、わたくしの心臓は軽く停止。 すでに失語症にも陥っております。 ちょっと卒倒しそうな気分なわけよ。 ふーっ。ロボットのような歩き(想像つくでしょ?) で、青いドアを開けて、入ると・・・・ マイケルの楽屋は、大きな窓から光が差し込む、小さいけれど、 素敵なお部屋。 真っ赤な薔薇の花束と、真っ白な薔薇の花束がシンプルな2つの花瓶に 対照的に飾られていて、すごく趣味がいいんだよね。 胡蝶蘭の鉢もいくつか置かれています。 マイケルは・・・・奥のコーナーに備え付けたベッドの上に 腰掛けて、iPadを見てました。 あ、老眼鏡かけてるー。はじめて見るよな〜と 「Hi!マイケル」と挨拶すると、 なんかすっごく恥ずかしそうに、そのメガネを外して、 ぱーっと立ち上がって私の方に来てくれました。 そして「ほんとに久しぶりだよね。会えてうれしーよ」 と挨拶のキスをしてくれたのーーーーー。 はっきりいって酸素吸入必要なんですけど。 で、マイケルは元いたベッドの上にもどって腰掛けました。 そのすぐ前に椅子が置かれてるんですけど、 彼との距離があまりにも近くて、こんなところに腰掛けてインタビュー無理、ぜったい無理、 と思ったけど、 気がつくと座ってました。 ひえええええーーーーーーーーーーーーーーーっ。 あのさー、 ずっとずっと恋焦がれて、憧れ続けた人が、 私のすぐ目の前20センチのところにいる気分って どう? 緊張MAXで、正直、吐きそうなんですけど(ひーーーーー) しかもアンドリューはどこかに行って、狭い部屋にマイケルと二人っきり。 ぜぃぜぃ。 私はなんとか、気を取り直して、 ほんとにこんな大変な時期に、貴重なあなたのお時間をいただけることを とてもとても感謝していますー と伝えたわけで・・・・。 すると、 ああ、まあ、いいよ。とちょっと迷惑そうな感じだったマイケル。 そりゃ、そうだろうと思うけど。 11年前のベルファストでは 「君のインタビューならどんな時でも喜んで受けるよー」 と言ってくれたマイケルとは、もういまは違うのね〜。 それに、さっき挨拶してくれたとき、一応ほっぺにキスしてくれたけど、 「Ichiko」という名前は呼んでくれなかった・・・。 ステージドアではいつもIchikoと呼んでくれたのに、なんで? と彼への質問より先に、なんだかマイケル冷たい・・・いままでで、 いちばんアンフレンドリーじゃないか・・・ということばかり 考えてるわし。 とはいえ、インタビューにはとっても誠実に応えてくれた。 この作品をどれだけ愛しているか、そしてどれだけスイニートッドを 演じたかったか、作品への情熱とソンドハイムの楽曲の素晴らしさと、 カンパニーへの愛をいっぱい語ってくれました。 「先週金曜日に、アンドリュー(ロイドウエバー)も観に来てくれたんだけど、 これまでのSweeneyの舞台の中で、このカンパニーが最高だって言ってくれたんだ」 「DirecterのJonathan Kentは元役者だから、 演じる僕らの気持ちをすぐに理解してくれるからやりやすいね」 「たぶん、ウエストエンドにムーブすると思うよ」 「イメルダがいいだろう?あんなに小さいのに、 すっごい演技で表情がくるくる変わって、最高の役者だよね」 「ソンドハイムは来週観に来てくれる予定なんだ」 ・・・・・ そんな彼の言葉を20センチの距離で聞いていたわたしは、 もう、血中濃度2000000000ぐらいに上がりつつ、 血圧はほぼ500。誰か助けてーーーーーっ。 でも、緊迫した中でもおいらは、しみじみ、うっとりしておりました。 マイケルって、口元がすっごく魅力的。 歯並びがなんてきれいなんだろうー。 髪の毛も、ひげもかわいーっ。 49歳になって、ますます渋みが出てきたよね。 ともはや、おっさん目線のわし(ひーーーーっ) このあといろんなお話を聞かせてくれたマイケルなんだけど、 やはり言葉の問題が・・・・・ 彼が突然、あろうことか、こう質問したのよっ。 「君はこの舞台を観て、どう感じた?」 えええええーーーーーーーっ。 マイケルがこんなに真摯になって、わたしに作品の感想を聞くなんて、 前代未聞じゃないかっ! やっぱり観客の生の反応を知りたいんだなーと思いながらも、 なにせオレは失語症に陥っている上に、 英語もボロボロだし、 えっとえっとえっと、あわわわわー でも、言いたいことはいっぱいある。 どうしようもなく暗くて恐いけど、 凄くスタイリッシュでインテリジェンスを感じさせる舞台だ。 ジョナサンの作品ハムレットを思わせるところもある。 セットやライティングのどきどきするほど素敵・・・ 漆黒の闇より暗いけど、イメルダのコミカルな演技で、どこか救いがある作品。 かつて見たジェシカ・ラングの舞台、欲望という名の電車みたいな、匂いもある。 でも何より、ソンドハイムの楽曲がビューティフルーーーーーっ、 というようなことを言いたかったのに、 わたしがマイケルに伝えたのは・・・何だったと思う? 「Dark」 この一言。信じられる?(ありえなーーーーーーーーいっ) このときの、マイケルのがっかりした、いやドン引きな様子。 ひえええええええーーーーーーーーっ。 今世紀はじまって以来の悪夢よおおおおおおおおっ(号泣) あああああーーーーーー。 このあと、マイケルはもう、かなりインタビュー終わりたそうで(そりゃそうだろう) わたしは絶えられず、こう聞きました。 「もう、お時間ないですよね」 すると、「もうこれで大丈夫?」 と言われてしまったのー。 ここでわたしがもっと、マイケルの興味のある話が出来れば・・・ くーーーーーーっ。自分の英語力をこれほど呪ったことないよ。ったく。 このあと、急いで用意していたお土産を渡しましたが、 以前のようにうれしそうではなかった。 とにかく、早く終わりたい!という気持ちがじんじん伝わってきます。 わたしはなんと、かなり疲れているマイケルにユンケルを持ってきてたんだよね。 しかも1本だけ(ひーーーーっ) 風邪気味のときにはこれ飲んでね。 というとかなりこれには興味深そうだった。 でも、モエ・シャンドンの泡にもあまり興味なし。 のどのためにニュージーランドのマヌカハニーもプレゼントしたの。 すると、 でっかいさらにいいマヌカの瓶を自慢気に見せながら、 「僕も持ってるよーーーー」 と得意げ。 なのに、私ったら、「これがNO,1よ」なんて言ってしまった(くー嘘なのに) そういえば、私のホテル本をマイケルにはまだ渡してなかったので、 サインしてプレゼントすると、 「おめでとう。本が出たんだね」 とは、言ってくれた。 で、「次はあなたについての本を書きたいと思ってるの」 という私の言葉は、完全に無視だったわ(しぇええええええ) この間の時間、わずか10分。 写真を撮らせてくださいね。 というと、ちゃんとポーズをつけてくれましたが・・・・ なんかやっぱり、疲れ切ってるよね、マイケル・・・悪いことしたわ。 ![]() ちなみに、マイケルのうしろの壁に貼ってあるカードは、 ファンにもらったメッセージカード。 彼は以前から楽屋の壁いっぱいにファンのカードを貼りつけていましたっけ。 私のカードもあります。右上のハイヒールとバッグが描かれたカードよ。 ![]() そしてそして、遠慮しながらも、 このインタビューのもはやいちばんの目的と言ってもいい(えーっ?!) 彼とのツーショットをお願いしました。 すると「アンドリューに撮ってもらおう!」 と言って、アンドリュー、アンドリューと、ドアを開けて、 マイケルが呼べど、アンドリュー返事なし。 わたしは「ええええーーーーっ」ととってもがっかりした顔をすると、 「大丈夫!こうすればいいよ」 と私のデジカメを撮って、右手をぐーんと伸ばして、シャッターを押してくれた彼。 ピンぼけだけど、 これ、かなり好きな写真。いつも笑顔のマイケルがスイニーっぽく睨みをきかせています。 ぜんぜん怖くないんだけどね。 ![]() 「じゃ、僕、君を送っていくよ」 と一緒に階段を降りて、ステージドアの場所まで行くと、アンドリューがいるではないかっ? あなた、どこに行ってたのよーっという気持ちを抑えていると、 なんとマイケルが、じゃ、アンドリューにもう一回撮ってもらおうか? と言ってくれたって、どう? で、撮ってもらったのがこの写真。ここでもまた睨み聞かせてます(かわいー) ![]() そして、最後はいつものマイケルの顔で。 ![]() いま、インタビューの日のことを思い出しながら、 こうして書いていると、ほんとになんてマイケル優しくわたしをケアしてくれてるんだろう・・ と思うのですが、 わたしはこのインタビューのあと、かなり落ち込んでおりました。 以前のインタビューに比べたら、ぜんぜんマイケル、優しくないやーん。 とか、 最初に楽屋に入ったとき、付き人のアンドリューがマイケルに紅茶を入れて、 手渡したんだけど、彼はそれを飲みながらもわたしに 「何か飲む?」とはまったく聞いてくれず、ああ、これって、 マイケルに大切に思われていない証拠だなーなんて、 ひねくれ松澤、大ショックだったわけ。 しつこいけど、11年前のベルファストでは 何か飲む?と聞いてくれて、大丈夫よ、 といっても、冷蔵庫からダイエットコークを出して、 自ら私に入れてくれたマイケル。 そのときと比較すると、確実に彼とわたしの間の絆はもはや風前の灯火〜 というか、その絆ささくれ立ってるような気がして、 ほんとに悲しかったのよね〜。 だが! 今回、この日から半年後の3月にロンドンに行ったとき、 またまたマイケルに厚かましくも、お忙しいのは十分わかっているのですが、 もし出来れば5分でもお会い出来ればうれしーです。 という私の切なるオファーは聞き入れられませんでしたー。 いやあ、ほんとにプレスナイトやチャリティーや、TVやラジオの プロモーションでクレージーに大変なときだったから、 受け入れてもらえる方が不思議。 でも、今回、彼に楽屋に呼んでもらえなかったことで、 改めて、この日、Chichester でマイケルが私のインタビューを受けてくれたことが、 本当に奇跡というか、 特別なことだったんだなあと改めて、 マイケルへの感謝の気持ちが溢れてきましたー。 マイケル、なんだか冷たいわ、とかアンフレンドリー、とか言って、 ごめんねーーーーーっ。 でも、今年9月にまた行く予定なので(えええええ?) そのときはまたオファーしようっと。 そして、楽屋に呼んでくれたら、うれしーな。 ・・・とどこまでも懲りない、わしです。 マイケル劇場@Sweeney Todd 2011英国の旅Part 1 マイケル劇場@Sweeney Todd 2011英国の旅Part 2 マイケル劇場@Sweeney Todd 2011英国の旅Part 3 マイケル劇場@Sweeney Todd 2011英国の旅Part 最終章 ![]() ようやく、春になりましたね〜。 写真は、先日行った、Londonの大好きなデパート、 Liberty のフラワーショップのディスプレイです。 趣味いいよね〜。 Londonのお洒落な人たちの間では、ここでアレンジしたブーケを贈るのが お約束。 もし、あなたが、ウエストエンドやロイヤル・バレエやオペラに出演中の スターの誰かが好きで、その人に何かプレゼントを贈りたいなら、 Libertyのブーケ、おすすめですっ。 それだけで、グンっと彼らのあなたへの印象はよくなるはず。 ファンの方、よろしく(笑) 率直にお値段をお聞きしたら、 £30〜£70ぐらいでオーダー受け付けてくれるそう。 ロンドン中心部ならもちろんデリバリも可。 すごーくお洒落なグレーのショッピングバッグに、 最高にセンスのあるブーケを入れて、届けてくれます。 さて。 実は、最近わたしのこちらの裏ブログ。 最近、なんか変な機能がついて、が読めなくなってるんですけどーーーっ どないなってるのーーーっ?!というお叱りのメールが頻発しておりまして、 すんませんです。 えーっと、それはですね。 エキサイトブログのファン限定公開の日記にしているからなんですね〜。 それで、もしおいらの限定ブログを読んでみてもいいわー!と 思われる方は、ぜひぜひ登録して欲しいのでありますよ。 エキサイトにブログをお持ちの方は、 私のブログページの左上、プロフィール写真のすぐ下の、 「ファンになる」 をクリック頂くだけでOKです。 そこで、私が承認の手続きをすればOK. すぐにファン限定記事をお読みいただけることになります。 エキサイトにブログをお持ちでない方は、 ご面倒ですが、ブログの登録だけしていただいき、 ログインした状態で、同様に私のブログの左上の「ファンになる」を クリックして頂ければ幸いです。 まあ、自分で言うのもなんですが、 裏ブログの中でもファン限定はかなりおもしろいと思いますわよ。 さらに、これからはロンドンはじめ、海外旅のホテルやレストランの 言いたいけどなかなか言えなかったレアな情報もアップする予定。 ぜひぜひ、登録してくださいませー。 ちなみにわたくしの愛と狂乱のマイケル劇場(でたーーーーーっ)は、 現在、メルマガ登録して頂いた方限定でお送りしておりますが、 エキサイトに登録するのは難しいわ、 とおっしゃる方は、コメント欄に鍵コメでメールアドレスを お知らせ頂きましたら、メルマガお送りいたしますのことよー。 そんなわけで、いよいよ佳境に入る、次回のファン限定ブログもお楽しみに〜。 マダ松の一発逆転人生なるかっ?! 禁断の蜜なる追っかけはまだまだ続く〜。 ファン限定ブログでご覧いただけるようにしておりました、 新マイケル劇場 あまりにもエキサイトのファン限定機能ってやつが、鬱陶しく、 せっかく申請しようとしてくださったも、 見れない人も続出で、むっちゃご迷惑おかけしてしまいましたー。 そんなわけで、一部公開することにしましたーーー。 こんなジコマン&ジギャク200%のもはや罰ゲームかってほどの ブログ、ほんとに読んでくださるだけで、もう、ありがたいでございます〜。 Stage Door狂想曲@Adelphi Theater その① どもどもーーー いや、マジな話、いまもメルマガ配信までする必要のある、 内容か?と自分でもびびってますが、 まあ、あんまりパブリックなシーンで、あふぉ一代繰り広げてると、 仕事にも差し支えるんで ほら、クライアントとかに見られたらさー 「こんな人にわが社の社運をかけたマーケティングを任せられるんかい?」 なんて ぜったい思われると思うのよね(泣笑) そんなわけで、マイケル劇場メルマガ配信第2回目いくよー。 副題見て、きゅんとした人は、なかーまですよねっ。 さて、 今回のロンドンは、まあ、仕事もちょっくら入っておりましたが、 メインは当然、マイケルのSweeney Toddを観るための旅だったわけで。 3月19日の夜について、 KLMなら午後5時半にHeathrowに到着するんで、 この日も観れたと思うけど、 エアフランスは7時半につくので、 もうホテルにチェックインした時点で、8時半。 で、ほんとはホテルからスイニーの劇場、アデルフィーまで近いので、 出待ちをして、マイケル君に プレゼントと手紙を渡す予定にしてたのよね。 しかし!ほんと、パリ経由、やっぱり疲れますっ。 おいらの顔はもはやゾンビになってたんで、 この日はステージドアに行かなかった。 ま、このとき、思ったわ。 それほど情熱ないんやなって。 あれこれ言っても、つまるところ、なまぐさなオレなんです。 実は、今回、出発前にスイニーのPRに マイケルのインタビューのオファーをしてました。 が、しかし当然のことながら、断られましたん。 ハウスシートは提供させていただきますが、 マイケルへの質問をメールで受け付けます、 というねむたい返事だったので、 むかつきました。 そういえば、 以前、Passionのときも、広報には軽く断られたな(きーーーーっ) そこで、わたしはもはや赤穂浪士の討ち入り気分で(なんでやねん) Queen'sのステージドアでマイケルの出待ちを何度もして、 顔を覚えてもらって、インタビューの直談判したんだよ。 もちろん、ちゃんと書くべき媒体(女性誌)があったからなんだけど、 気のいいマイケルは、 「レコーディングしているスタジオに来れば?」 なんて言ってくれました。ま、100年前の話だけどね。 それだけ、最初はやさしかったの。 たぶん、「日本でも有名になれるかな?」みたいな期待もあったんだと思う。 いや、こんな話はどうでも良くて、 ま、そんなわけで、今回もまたマイケルに直談判だな、というわけで、 合計3枚にもわたる、暑苦しい手紙をしたためており、 わたしが滞在している期間、いつでもいいから、 クイックインタビューの時間をくださいますのことか? で、その手紙とパリのCDG空港で買った、メゾンドショコラを ことづけたのは、3月20日の夕方。 ということは、もはや考えたら・・・・ 21、22、23,24日の4日間の間に、なんとかせーよ、 という失礼極まりない、オファーとなったわけで。 いや、そんなことより、PressNightでありますよっ! 一応、招待券は頂いたの(それだけよしとするか) この日のスイニーは それはもう、キャスト全員、それこそ討ち死にするかってほどの勢いで、 すんごい感動しまくって、内臓は全部持っていかれるし 魂まで盗み取られて、わたくし、すっからかんのぼろぼろ。 それこそ四谷怪談みたいな顔で、 SDに行ったのよね。 一応、マイケルにインタビューしてくれるかどうかの お返事も聞かねばあきませんし。 SDこの日は40人ぐらいしかいなくて、え?と思いましたが、 意外と早く、マイケル君出てきました。 でも、なんかご機嫌ななめな様子。 一応ファンにサインはしてるし、 写真も何枚か撮ってたけど、 付き人のアンドリューに促されて、すたこらさっさとお迎えの車、 メルセデスに乗ろうとしたところ、 逃さないわよっ、マイケルっ!!! と言う気合満々で、おいら、mマイケルの前に立ちはだかったのよ (ひーーーーなんて恥知らず) と、なぜかちょっと笑顔になって 「Hello Ichiko.」と言って、とっても友好的に、 両方のほっぺにキスしてくれたじゃないかーーーっ。 ひええええええーーーーーーーーーっ。 このことはツイッターにもちらりと書きましたが、 この夜、アメリカからコアなファンがきていて、 彼女には名前を呼んで、何か話しかけていました。 でも、ほっぺに挨拶のキスをしてもらったのは、いっちゃんだけ。 ざまーみろ、まいったか(って誰に言ってる?) しかし、この日は私としてはさ、 なんというか、マイケルの反応、ちょっと不満だった。 だって昨年10月のチチェスターでは、 びっくりするほどの愛想のよさで、 ほんとに私が来たことがうれしい!という気持ちがじんじん伝わる、 すごーくウェルカムな素敵な笑顔だったんだよなー。 で、このあとも話せば長いの。 もう、うじうじいろいろ考えて、わたし、自分がこれほど かっこ悪い、みじめったらしい人間だと思わなかった。 もはやホストに入れあげる、ソー◯嬢気分 ドンピンタワーいくらしても、そのときだけは優しくて、 次あったら、もう他人(いえホストには入れあげたことないけどさ) そんな不埒で冷淡で、人の心をもてあそぶジゴロみたいな マイケルに(ごめんね) おいら、宮沢賢治みたいに 右に左に、東に西に、奔走し、 自分でもびっくりするほど、かっこ悪い行動にも出た(あああああああ!) おまけにもう、最後はマイケルに嫌われてもいいわ!ってやけくそ。 いや、もうすでに嫌われてるでしょ?と 相方は電話で言ってましたが(くそーーーっ) そんなわけで、赤っ恥もええ加減にしときや、 というような 悲惨なお話は、 このあと、メルマガ及び、ファン限定ブログ、第3弾へと続きます。
ああ、もう寝なくては・・・ロンドン3時になっちゃうわよー。
しかし、つくづく、今回、ロンドンに再び舞い降りて、 マイケルの出演するSweeney Toddを観て思ったこと。 マイケルも大物になったなー。 ステージドアにはメルセデスのお迎えが来る、 いまやウエストエンド、いやミュージカル界を代表する大スターにのぼりつめたのね。 あの頃は、リュックを背負って、劇場まで歩いて来てたあいつが・・・。 いや、あの頃から付き人はいたし、コンサートをすれば、 どの劇場も満員御礼になる大スターでしたが、 いまとは稼ぎも風格も、桁違い。 今回、ステージドアで、 マイケルを迎えに来ていた、メルセデスが 彼を乗せたあと、夜のしじまに消えていくのを 見ながら、あの頃の情景が走馬灯のように走ったのだよ・・・・・ と使い古された言葉しか、出ないボキャ貧がつら。 というわけで、イングランドあほ一代、ばかったれもええ加減にしーや、 のおいらのマイケル話、そのきっかけとなったある事件について、 今日は書いておきたいと思います (って誰もこんな話はきょーみないと思うけど、書いとく) はじめはただ, スターとして、憧れの存在だった、マイケル君を 別の意味で恋したのは、 1996年、Queens劇場のステージドアでの、ある出来事がきっかけでした。 ソンドハイムのPassionで、 7年ぶりにウエストエンドの舞台に立った彼。 その彼が発した、たった一言で、 わたくし、まるでマンホールに転げ落ちるように、 マイケル道へとどっぷりとはまってしまったのでした。 それもナイルの川の長さほどの深みよ。 頼んどきます。 その日、クイーンズ劇場のステージドアには、 マイケルの、昔からのファンと思しき、きれいな娘と母が、 エントランスのすぐ前に立っておりました。 たぶん娘の誕生日だったのか、 マイケルとのツーショットをどうしても母親が撮りたかったみたいで、 「娘と写真撮ってもいい?」とマイケルに聞いたあと、 マイケルがいいよ、と言うと、 ちょうど彼らの間にたっていた、わたしが邪魔だったのか、 その母親があろうことか、エクスキューズミーも言わずに、 無言で、わたしのからだを、どーんと押しのけたのでした。 その押し方も、マジぶちきれるような失礼な押し方。 人の胸を手のひらで押さえて、どかせるってどんなけ失礼なくそばばあなんだ? とむかついたけど、 マイケルの手前、怒るのもかっこ悪いし、されるままになってたの。 というより、あまりに失礼な行動に、 リアクションできないぐらい、かなり唖然な、状態だったかも。 すると!そんな悲惨な光景が目の前で繰り広げられているのを見て、 マイケルが、突如、めちゃでかい声で、 おばはんに、しかりつけたのだ。 「Please don't push her!!!!!」 一応プリーズはつけてたけど、かんなり怒ってた。 そこにいた、ファン全員、唖然。なぜならマイケルはいつも陽気で、 そんなシリアスな顔は見せたことがなかったし(あとでファンに聞くと) わたしはまだ3回目ぐらいのSDだったけど、 とにかくおばはんのど失礼な行動より、 マイケルのあまりの剣幕に、超びびりました。 親子はしょんぼり。 結局写真も撮らずにうなだれて帰ったように記憶しております。 マイケルがなぜ、これほど怒ったのかは いまとなってはなぞですが、 いちばん考えられるのは、わたしがアジア人として差別を受けたと感じた。 同じ白人ならそれほどあからさまな 押しのけ方はしないであろう、そういう差別は断じて許さんよ、僕ちゃんは。 という怒り。 もうひとつは、単にマナーが悪すぎるという問題で 僕のSDではそんな下品な行動は今後やめてねという抗議に近いもの。 マイケルは果たして、どう感じてそこまで注意したのかは なぞなのですが、 哀れ、いちこは、この彼の言葉で勘違いしちゃったのよね~。 「僕の彼女に失礼な真似するなよ」 って、もう、どんだけあふぉ? さらに、なんだか守ってもらったような気持ちになったわけだよ。 って、えええーーーーーーーっ。 誰もそんなこと言ってないやん。 でも、まったくもって、そんな風にとっちゃったんだなー、これが、 もはや妄想もここまでくると、誰も止められませんよ。 というわけで、 あれから16年、ずーっと妄想に暴走を重ねて、 このありさまです。 合唱。 ![]() ちわーっす。 またもや、こちらの裏ブログ放置、20万年ですが、 それでも毎日、足を運んでくださる、みなさま! 誠にありがとうございます。 いえ、わたくし、もうすぐLondonでしょ? それまでにすべき取材や原稿&企画書書き、 インタビュー、取材がマジで、ヒマラヤ山脈ほど、連なっております。ひえええええーーーーっ。 こんな風に追い詰められてくると、必ず脳裏に浮かぶのは、 「そこまでして、London行かねばならんのか?!」 ということなんであります。 ここまで苦労しなければ、ならんのか?ということなんであります。 まあ、今回は一応Londonの他の取材もあるので、 仕事なんですけどね。 だけど、私的に、メインはあくまでMichael BallのSweeney Toddを 観ることだし・・・・。 ちなみに、トップの写真は、Sweeney ToddのFacebookよりお借りした画像でして、 今回Londonのオリジナルキャストによるレコーディングというわけで、 マイケル君が歌う風景。 おお、彼がリーディンググラスをかけるとはね〜。 そういえば、10月にChichesterのシアターの楽屋にお邪魔したとき、 マイケルはベッドの上に腰掛けて (彼はツアーのときでも、いつでも寝れるよう楽屋にベッドを置いております) iPadを触っておりました。 そのとき、はじめてマイケルが老眼鏡をかけているのを発見。 ああ、はじめて会ったあの頃から、 老眼鏡が必要な年齢になったのね・・・マイケルも・・と かなり、感慨深いものがありました。 マイケルは私が楽屋に入ってきたのを知って、 そのメガネをなんだか恥ずかしそうに外して(きゃー^ーーーーーっ萌え〜) 一瞬にして自分の世界の顔からパブリックの表情を作って、 「おお、よく来たね」 立ち上がって、挨拶のキスをしてくれました(あうっ) 楽屋でふたりきりでこんな近い距離で彼に会うのは、 たぶん、11年ぶり。 ベッドにマイケルが座って、わずか20センチほど前のチェアに私が腰掛けるという こんなシチュエーション、誰が想像した? ひええええええええええええええーっ。 おいら、もう、息は完全に止まってました。 脳内、しびれまくり・・・というより、思考能力ゼロ。 あばばばばーーーーーーーと言葉も出なかったよ。 この瞬間のために、オレは生きてきたのか!とはっきり思ったね。 しかし、あれからはや5ヶ月。 だんだん、あのときの恋心も消えかけて、 あろうことか「ここまでして、あいつに会いにいかねばならんのか?」 という考えが、もたげてくるわけでありますよ。 正直、マイケルへの恋の火、風前の灯火(ええええーっ?!) うーん。また、我に返ったな、おれ。 これはわたくしの、恋の哲学なのですが、 人間、恋したら、溺れてなんぼ、なんであります。 この人のためなら、この恋のためなら、 いま持てるすべてをすてられる・・という錯覚を一瞬でも持つってことでありますよ。 よって、Londonに行く費用のことや(いや実際頭イタイけどさ) どーせあんなスターを好きになったって、見返りはないしな・・ なんて、我に返った時点で、アウト。 恋という桃源郷から、現実の世界へ引き戻されるわけよ。 だから、恋してて、我に帰ったら一貫の終わり。 甘い夢は、あっという間に砕け散る〜。 そして、マイケルはわたしに惚れられるだけの男なん? そこまでするだけの値打ちのある男なん? などと考えた日にはもう、救いようがないわけで・・・・・。 こんな風に、つくづく、自分の片想いが、無駄だったかも・・と思えたとき、 わしは、アニー・エルノーのこの言葉を思い出すんである。 というわけで、読んで〜ーっ そこまでするだけの、値打ちのある男か? 友達が失恋して泣いていたり、 恋の渋滞に巻き込まれて途方に暮れていたりすると、 私はすぐに言ったもんです。 「ちょっと!あんな男、あんたが好きになる値打ちもないわ」 もちろん、これは自分の恋にも向けられるわけで。 こんなに好きになってよー、 あんなやつ、私に惚れられるような値打ちのある男かい?・・・。 いや、これこそ負け犬の遠吠えなんですが、 そうやって、何度苦し紛れにこの棄てセリフ吐いてきたことか。 それは、もちろんおいらのバカったれなる追っかけ人生にも向けられます(ひーっ) いやしかし、正直なとこ、 自分が惚れた相手が、 社会的、人間的に値打ちがあるかどうかなんて、 実は、どうでもいいことなんすよ。 ようは、誰かを好きになることで、 そこから見えてくる世界にこそ意味があるのよねん。 その男の実際の価値なんて考えることすら、ナンセンス。 私にとって大切なことは、 その男やそのスターを愛することで見えてくる、 これまで知りえなかった自分自身や、知らなかった世界と巡り合うこと。 私の恋愛のバイブルともいえる、 アニー・エルノーの「シンプルな情熱」にもそんなくだりがある。 不倫の恋をしていた主人公が、男と別れたあとに 自分の火の玉のような情熱を思い返して、語るところ。 『そこまでするだけの“値打ち”が彼にあったかどうかを問うのは、 いうまでもなくまったく意味のないことだ。 彼がいてくれたからこそ、私は自己を他者から分離している境界に接近し、 時折その境界を超えるようなイメージさえ抱くことができたのだ。 私は人がその気になれば、どんなことを仕出かし得るか、 何でもやりかねないのだということを発見した。 崇高な、あるいは致命的な欲望、みっともない振る舞い、 あるいはまた自分自身がそれに頼ったり、訴えたりすることになるまでは 他人事として見て、およそばかげていると思っていたある種の信心や行動・・・。 彼は彼自身の知らぬ間に、私を以前より深く世界に結びつけてくれた』 そうなんです。 人を愛するとということは、より深く世界と結びつくことー。 と、一応愚かなる追っかけ人生も、そういう風に意味づけとこっ。
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