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パリのミシュラン3ツ星レストランのお味は、 やっぱり素敵であります(高いけど) 特に好きなのはルーブル美術館の近く、 パレロワイヤルの回廊沿いにある「グラン・ヴェフール」でございました。 サヴォア出身(スイス国境沿い)のシェフ ギィ・マルタン氏が 17年ぶりに3ツ星を獲得したという、 パリのランドマークともいえる 超リュクスな空間です。 ジャン・コクトーやコレットはじめ 世界の要人たちがこぞって訪れた正真正銘の 3ツ星レストラン。 お店の古びたテーブルには、 当時この店を訪れた有名人たちの名前が刻まれています。 おいらが好きなのは ビクトル・ユゴーの席。 元ミッテラン、シラクさんたちも大好きなお店。 元小泉首相は自腹でここでランチを食べたそうよ。 最近はフレンチ、ちょっと内臓的に厳しくなりましたが、 この店なら1ヶ月に1度ぐらいは行っときたい(殴)。 いちばん最初は取材で訪れました。 オーナーはシャンパンメーカーであるテタンジェ。 シェフのマルタンは料理からマネジメントまで 一切をまかされているようで、 3つ星を保持していく、 その重圧は大変なものだと想像します。 マルタンは、本当に誠実でまっすぐで とても優しいジェントルマンでした。 「絵を描くのが大好きなんだ。週末は田舎で ゆっくり庭の絵なんかを書いて過ごすんだよ」 そのせいか、彼のお皿は、色彩が美しく、 芸術的センスに溢れています。 「いつかは、自分の生まれ育ったサヴォアの村で 小さなビストロをしたいんだ。地の素材を使ってね」 なんて話してくれました。 そんな楽しいインタビューを終えると、 スタッフたちはレストランで昼食を 食べているところでした。 午前11時過ぎ。 ランチ営業の前のほっとひといきという時間。 ジャン・ギャバンやジャン・レノのようなしぶーい メートルドテル。 ジュード・ロウのようなハンサムなギャルソンたち。 そして見習の若い子達まで全員がそろっての昼食。 3ツ星シェフのまかない料理はどんなんだろう・・と 興味津々で見ていると、 サラダがあり、パテがあり、チキンのソテーや、 魚料理などが所狭しと並んで、思ったより豪華でした。 お昼からけっこうワインも飲んでました。 しばらくするとマルタンもその席にやってきて、 みなの輪の中に入って楽しそうに食事をはじめました。 こういうチームワークのよさが、 お料理の美味しさにも繋がるのかなーなんて 思った次第なのであります。 それにしても、 食べたかった~。 この前のパリでは、 大好きなボンマルシェより、 ギャラリーラファイエットに軍配があがりました。 グルメコーナーが ボンマルシェより充実してたのよ! ラファイエットのグルメコーナーには、 各売場ごとにステーキや牡蠣やスイーツや コーヒーが簡単に楽しめるイートインカウンターがあり、 これが日本とはまったく違って、 すっごい充実ぶりなのだ。 さっそく魚介売場のカウンターで、 オイスター、1ダズン(12個ね)を注文。 それとシャブリ一杯。 ちなみに、この牡蠣を食べるとき、 カウンターの横に大きなテーブルがあり、 そこへ6人ほどが座って食べていた。 わたしは当然、みんな相席だと思って、 ひとつ空いていた席へ、 「失礼します」と言って腰掛けたおいら。 「えっ?えええ、どうぞ」 とマダムの様子がなんとなくヘンだとは思ってたのよ。 しばらくすると、 そのテーブルにいた人全員が家族だと判明。 さらに、ようく見たら、カウウターの奥には 空席がいっぱい。 そんな中に突然、家族のテーブルに、 厚かましく入り込んだアジア人約1名。 もう、困った人なのよ。 なにせ、食べ物を目の前にすると わたくし、猪突猛進になるクセがありまして・・・ まあ、そういうわけで、 「あら、すみません」とカウンター席に移動しました。 で、牡蠣を食べてシアワセになったおいら。 クリスマスのお買い物でごった返す(暮れの日本のよう) 店内を物色していると、 ひええええええー。 大好物のイベリコ生ハムをはっけーん! このブログにもボンマルシェの天使の生ハム について、書きましたが、 ううう、試食させてもらったところ、 天使の生ハムを上回る美味しさではないっすか? しかも、イートインカウンターでは生ハムと赤ワイン、 サラミやチーズをほおばっている人で満員。 あああ、わたしも食べたい! しかし、牡蠣腹。 この生ハム、どうやら最高級ブランドの イベリコ、ベリョータベリョータらしく、 マフィアチックなおじさまが なんと足1本(およそ12万円)を注文するのを目撃。 他にもワニ皮バーキンのマダムや 葉巻ムッシュが デカいかたまりを物色中・・・と とにかくどえらい美味しい生ハムのよう。 なんとか日本に持ち帰りたいと思ったわたくしに、 すかさずイベリコ娘が声をかけてきました。 「このかたまりはどう?」 真空パックに入ったそれは、1キロ。 お値段、160ユーロ。約23000円。 あああ、さっき買うのをあきらめた ジョセフのシャツと同じ値段だわ。 でも、生ハムに23000円出す勇気がなく、 結局200グラム48ユーロのスライス真空パックを買った次第。 その生ハムを昨日、食べたら、 もううううう、美味しすぎるのよ! 塩辛く、カスカスの生ハムが多い昨今ですが、 口に含むと、気品あるイベリコ豚のコクがじわーんと 広がって、かみ締めるほどにあまーくまろやかな風味に 陶然! どこか、ロマネコンティのゆうな芳香さえ 漂います。 クソっ! どんなことがあっても、 あの1キロのかたまりは買うべきだったぜ。 もうしばらくパリには行けないので、 余計、悔しいっす。 誰かパリに行く人、 買ってきてくれないでしょうか? いっそのこと、生ハムイベリコちゃんの片足一本、 お願いできませんかね? 投稿時刻 00:26 みなさーん。ご無沙汰しておりますが、 お元気ですか? 昨日、パリより戻った松澤どす。 それにしても、 モンマルトル近くのマルシェで、 オレンジ1個買おうと屋台のおねーちゃんに差し出したら、 「お金はいらないわ。あげるわよ」 と言われたのには驚きました。 やっぱりホームレスに間違われたのか? 今回パリで出会った素敵な人と (残念ながら男じゃないが、 男以上に一緒にいたい人だったわよ) カフェ・トロカデロで見たエッフェル塔は めちゃくちゃに美しかったです。 10時から夜中2時まで毎時10分ずつ、 エッフェル塔がキラッキラに光り続けるって知ってました? 以前、それをセーヌ河畔を車で走りながらみたときも 感動したけど、 今回はもっと身近に見られて、 もう最高にロマンティックでした。 なんというか、 エッフェル塔が巨大な線香花火になったみたいで。 パリはやっぱりいいなー。 「パリの石畳を歩くとつま先から官能が伝わってくる」 と言ったのは、「失われた時を求めて」 の作者プルーストだったけ・・・? ・・・このようなことを一瞬つぶやいてしまいたくなる 街なんですねー。 パリのエルメス本店で クライアントを案内しながら、 「すみません、私ここにひとり残りますので、 先に帰っていただけますでしょうか?」と エルメス狂想曲ぶっ奏でな話はまた次回に。 < 前のページ次のページ >
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