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マイケル劇場『愛と哀しみの英国ズンドコ巡業日記』 またまた行くよ〜〜〜っ。 Fasten seat belt. いや、インパクトもなく、乱気流もないですが、 びっくりするほど、無駄に長文なんでっ。 実はわたくしですね、 ほら、前回のブログにも書きましたら、 マイケルがやたらと優しかったこの日、 彼に渡したプレゼントの中にもちろん、お手紙を入れておりましたん。 そこにはね、 ファイナルウィーク、がんばって!ということと、 出来れば前回インタビューしたときの記事を直接渡したいこと、 そして、Sweeney Toddを約1年演じたことへの感想、 今後予定の新譜リリースやコンサート情報など、 来年のアクティビティをぜひ教えて頂ければ うれしいです・・・ と、ド厚かましいことを書いておったわけよ。 しかし・・・Sweeneyのファイナルウィークは、 テレビやラジオ局も来ていて、日本から来ているしょぼいおれなど、 相手にしてくれそうにもなかったわ。 9月22日の最終日に近づくにつれ、 イングランドの大物役者仲間が次から次へと観に来ていて、 楽屋は人の出入れが激しそうでした。 ステージ・ドアのあるストリートから、彼の楽屋の中が少し見えるのよね。 トップの写真はSDのストリートから撮った、マイケルの楽屋の窓。 今回の話は、この写真に関係ありますっ。 いやそれにしても、 Sweeney 上演中は、それこそ、英国を代表する俳優たち、 ジュディ・デンチやティム・ロス、コリン・ファースなんかも 来ていた模様。 マイケルの相手役、Mrs Lavvet を演じる、イメルダ・スタウントンが、 演劇界の女王的存在であることもあいまって、 英国演劇界のほとんどの役者はこの舞台、観に来ていたんじゃないでしょうか? で、話はもどりますが、 そんないまではすっかり英国演劇界の帝王とも言われる、 マイケルによくも、あんなカジュアルなインタビューのオファーをしたもんだと、 我ながらびびりましたわ。 もう、私が10数年前、気軽に「マイケル、楽屋に呼んで」と お願いしていたときの彼とは、すっかり変貌を遂げており、 大御所にのしあがったのね・・・マイケル君。 先日もイギリスで人気のバラエティー番組に(少し前の録画だと思うけど) レディ・ガガなんかと一緒にゲスト出演しており、 すっかり大物スターの風格でした。 いつもSDとかで気軽に、「マイケル〜」と呼んだりすることさえ、 ためらうほど、眩しかった。 そんな大スターに、 いきなり、「インタビューさせてくれたらうれしーのでありますが・・」 ってどない? これ、日本のスターだったら、ぶっ飛ばされるんじゃない? 日本ならだいたい3ヶ月前ぐらいには、依頼書、企画書をしっかり書いて、 エージェントやタレント事務所にまず、申し込むよね。 だけど、そこは英国のスター、意外と受けてくれたりするのが、 凄いです。 今回は結局、無理だったけど(号泣) こちらにも書いておりますが 昨年10月にSweeneyがスタートした、ロンドン郊外のChichesterでは、 同じように、突如お手紙を書いて、 「マイケル、私もう、明後日日本に帰るんです。 だからもし、インタビューしてくれるなら、 明日しかないんですけど、 どうか私のお願い、聞いて頂けませんのことか?」 と超失礼なオファーをしたわけよね。 でも、彼、そんな唐突なお願いを、聞いてくれたんです。 このときのことは、こちらに書いていますん(ああ、夢の様な時間) なのに・・・・今回は私の手紙については、 彼から何のコメントもないままで。 たとえばですね、 ステージ・ドアで彼を待って、「Hi!」と自分の存在をアピールし、 じっとやつの瞳の奥を見つめながら(我ながらこわい) 心の中で、 「あのーインタビューの件はどないなってますやろか?」 と無言の圧力をかけても、 彼は「Hello lovely 」としか言わず、にっこり笑うだけ。 オレは、ほんとに哀しかったよ。 前回みたいに、なんで「Ichiko」って呼んでくれないんだよーーーー。 もはや落胆を通り越して、むかついてたのねんのねん。 まさに、可愛さ余って、憎さ百倍状態だっ。 なんだ、あんなやつ。 もう、一生、忘れます。 とホテルに帰って、ひとり涙しながら、誓ったものの、 また翌日、アデルフィー劇場のステージ・ドアに行くという、 哀れな女、マダ松・・・・。 で、わたくし、いつもはほんとはそれほどステージ・ドアには行かないんだよ。 それは、ほらインタビューのオファーしながら、 コアなファンと一緒に彼を待つっていう、ポジショニングが微妙でしょ? いや、しかし、今回はファンに徹する!と心に誓ったのさ(えっ?じゃいままで何でしたん?) ま、私がこんなことうじうじ、思っていても、 マイケルにとっては、 私なんて、アウトオブガンチューってことはわかっとる(とどこまでもいじけてます) ま、それはともかく。 作品について語るとこれまた、 100日ぐらいかかるので、簡単に記しますが、確かに素晴らしい舞台であるわけよ。 マイケルとイメルダの凄みある演技は、何回観ても、 決して一ミクロンも手を抜かず、それこそ命がけ。 魂こもっていたし、鳥肌立ちました、毎回〜。 超絶レベルの役者たちが本気を出したときって、 狂気にも似たパワーに渦巻かれて、 まさにブラックホールに吸い込まれるような、感じ。 それを肌で感じられることこそが、生の舞台を見る醍醐味だとつくづく感じた作品です。 他の役者たちとのレベルも、そのチームワークも突出して素晴らしかった。 なにせ、曲も歌詞も人生の闇を描くことにかけては、天下一品の、 あの皮肉屋のソンドハイムの作品ですから。 セリフのほとんどが、コックニーなまりのすんごいリアルなロンドンの下町英語。 イメルダがまくしたてる、肉屋のおばちゃんのセリフは、 とてもとても聞き取れない(いやほかの役者のセリフもだけど)。 とにかく、邦訳、要予習×100万回ってぐらいの舞台です。 その邦訳も、やたらと込み入ってるし、言葉の韻を踏んでて、 わしにとっては、日本語でさえ、難解すぎっ。 音楽も美しいけど、その旋律は大変暗いです。不協和音連発。 でも、2,3度聴けば、あら、不思議。 もはや耳から一生、離れないんじゃない?と 不安になるほど、永遠のリフレインを運命づけられるって感じ。 ただ、大変残念なことに、マイケルが演じたシリアルキラー、 ベンジャミン・バーカー(Sweeneyの本名)が歌い上げるビッグナンバーは、 まったくもって、心とかせる種類の、甘い旋律ではないんだよね。 ジャッジとデェエットする、Pretry womenが唯一、うっとり〜な歌なんですが、 時間にして2分(ひええええーーーーっ) わたしゃ、このたった2分の陶酔を求めて、 昨年10月から25回観たわけで(およよ) でも、マイケルにとっては、この作品は紛れもなく、 彼のこれまでの役者人生を根こそぎかえた、革命的作品であったと思います。 「Sweeneyは僕の人生をかえる作品だ」 と以前インタビューしたときに言ってましたから。 なのに、 何度も最前列で居眠りして、ごめんー(ひーっ) ま、時差もあるし、許したってー(って誰に言ってるのか) ま、そんなわけで、私としては、それが不満でありました。 それに、顔もさー、スウィーニーって、いつも眉間にシワよせて、 チョ~暗い目をした、過去に大きな傷を持つ男の役でしょ? いつもハッピーそのもので、 ミッキーみたいにエクボを作って、陽気に笑うマイケルとはまさに真逆のキャラクター。 甘くせつない恋のセリフもないし、 あるのは、狂気と殺人と血しぶき・・・ってどう? そのような舞台でありますので、 見終わって、気分が上がるという類のものではありませんなんだー。 マイケルが出てなければ、たぶん1度しか観ませんです、はい。 もう、タカラヅカみたいに、乙女ワールドに浸らせてくれる要素皆無っ。 それでも、観に来ているお客たちは、いかにも演劇が好き、 ソンドハイムのアイロニーが好き、 深く、悲しい物語が好き・・・ 人間の性、人生について、ひたすら考えぬいております・・・というような、 英国演劇一筋・・のインテリジェンス溢れた、 哲学者おじさまやおばさまが多く、シェイクスピアを原点とする演劇の国、 英国演劇の底力をつくづく感じた、劇場のアトモスフェアでもありました。 私はトータルで25回ほどしか観てませんが、 こんな舞台であるにもかかわらず(ごめん) マイケルのファンの中には、50回、60回観るのは当たり前。 ジョアンというおばさまは、なんと120回観てました(ひええええーーーーっ) チケット1枚66ポンドほど。 ざっと計算して、いくらよ。 私は彼女に 「すっごいお金持ちなのね〜」 と言うと、 「ぜんぜんリッチじゃないわよ。一生懸命働いて、チケット買ったのよ。 彼のステージを観るときだけが、私の休日なの」 て、ジョアン、休日多過ぎないかっ(笑) ま、そのように、マイケルにすべての人生を捧げた、ファン多しであります。 先日、ブログにアップした、『デジカメ、まさかの逆さま事件』のヒロインSue, 彼女も、今年確か50歳ぐらいかと思うのですが、 かなり美人で魅力的だと思うけど、一度も結婚したことないし、BFもいないそう。 「だって、Michaelが恋人だもん」 という言葉が、まんま本気だった(嗚呼) この写真。 今年3月のプレスナイトのときの写真ですが、 左から2番目がSueです。 左はSueのママ。 美人親子です。マイケルの追っかけ、20年以上。 でも、Sue だけじゃないです。 ほとんどのコアなファンが、マイケルを心の恋人として、一生過ごしていく感じなのよね。 いや、これも人生。 中には夫婦で追っかけをしている人もいる。 こんなおじさまがっ?!という方も。 さらに、 いつ何時救急車出動になるか、 ハラハラしそうな80歳すぎのおばあちゃんも何人も知ってます。 うーん。 なぜに、マイケルはここまで、長きにわたってファンの心をつかむことができるのか? それはね、ロンドンの年下のBF、S君のママも言ってましたが、 (彼女は英国ショービズ界の事情通マダムなのです) マイケルは、生まれつきのホスト気質を持っているからであります。 彼を一度でも愛してしまったら、最後、 歓喜と絶望の山と谷を上がったり下がったり、 バンジージャンプなんて、目じゃないってほどの スリルと恍惚感を与えてくれるのでありますよ、奥さん。 我々の日常に、そんなスリリングな出来事がありますかっ? 心の振り子が振り幅MAXで、要酸素吸入状態になること、ありますかっ? わたしは、ありませんよ。 わっとファンを喜ばせたあと、一秒後には奈落の底へと平気で落とすやつですからね。 いえ、それが決して意図的じゃなく、単なる気まぐれってところが肝なんですわ。 天国と地獄をあっちこっちと、もう忙しいったらありゃしない。 でも、だから生きてるって実感できる。 この身悶え感こそが、私の原動力さ(もはやヘンタイ) たまたま、その情熱の対象がマイケルってことですね(えっ?) いやいや、まじで、 そのジェットコースターラブへと誘う、マイケルのツンデレ力が、 年収1億円のホストも舌を巻く、見事な才能なんであります。 おそらく、彼がホストクラブを経営したら、フォーブスの長者番付リストにも その名が掲げられるんじゃないかってほどの、凄腕よ。 シンガーとしての実力は、たとえば全てのアーティストが憧れる、 ロンドンの音楽の殿堂、ロイヤルアルバート・ホールを2日続けて満席にできる、 最強のスター。 そこに最強のホスト気質が加われば、 そりゃ、鬼に金棒だろう。 マイケルが舞台界を超えてショービズの中でも、長きに渡って君臨しているのは、 そんな彼の世界に魅せられた(蟻地獄にハマった) 昔からのファンが永遠に彼の舞台やコンサートをサポートしているからなのです。 その、動員数ハンパないっ。 というわけで、マイケルファンはドMが多いね、きっと(笑) いや、でも気分屋だけど、普段のマイケルはね、 天使のように、スイートで可愛い。 いまはデブリンに成り果てましたが、私が出会った頃は、 ブロンドに青い瞳のあまりにも美しすぎる青年でありました。 この人のためなら、世界の果てまで・・・と思わせる 並々ならぬ魅力を備えております。 ・・・って、私、なんか布教活動してる? 今日の本題は、いつはじまるわけ・・・・・と思っておられる、みなさまっ。 おいら、本日は力つきました〜。 トップの写真にまつわるお話は、追って書くのでありますのことよっ。 えええええーーーーーっ。 ■マイケル劇場2012年9月の旅 Sweeney Todd Adelphie Thraere ①追っかけバカ一代 Oh My London 試練は続く〜マイケル劇場 (17-25 Sep 2012) ②追っかけバカ一代 ホスト気質なもんで。マイケル劇場(17-25 Sep 2012) ③追っかけバカ一代 世界一幸せなお花よThank you and I love you ,Michael.マイケル劇場(17-25 Sep 2012) ④追っかけバカ一代 ラデュレの敗北。マイケル劇場再び (17-25 Sep 2012) ⑤追っかけバカ一代 最終回 ラデュレの敗北マイケル劇場再び~ファイナル(17-25 Sep 2012) ■マイケル劇場2012年3月の旅 Sweeney Todd at Adelphi Theatre (Press Night) 2012 Sweeney の旅@LondonPart 1 恋に落ちた瞬間 2012 Sweeney の旅@LondonPart 2 2012 Sweeney の旅@LondonPart 3 2012 Sweeney の旅@最終回 ■マイケル劇場2011年6月の旅 Sweeney Todd at Chiester Festival. こちらは、マイケルがOlivier Award2013でベストアクター賞を取った、 Sweenet Todd、2011年のトライアウトを観にいったときのレポ。 マイケル劇場@Sweeney Todd 2011英国の旅Part 1 マイケル劇場@Sweeney Todd 2011英国の旅Part 2 マイケル劇場@Sweeney Todd 2011英国の旅Part 3 マイケル劇場@Sweeney Todd 2011英国の旅Part 最終章
by ichizonda
| 2012-10-07 11:36
| マイケル劇場
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