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昨年、2011年のマイケル劇場ファイナルを放置したまんまだったじゃないかーーーーーーっ。 現在、ここをほったらかして、 先月行ったLondon哀愁の旅マイケル劇場2012がスタートしておるのですよ。 が、あまりに暑苦しい内容なんで、 メルマガとファン限定ブログにしております。 しかしながら、2011年バージョンのファイナルを書かない限り、 新マイケル劇場もはじまらないわーってことで、 昨年のマイケル劇場Chichester編の最終章いくわよーーーーっ。 昨年10月Chichesterのフェスティバルシアターでトライアウトした、 ミュージカル Sweeney Toddを観にいったわたくし、 1週間の滞在中、7回観ましたか。 で、あろうことか、残り1日しかないよっ!という ぎりぎりに押し迫った日のステージドアで、 マイケルにインタビューを申し込んだわし(しかも簡単な手紙で、超ええ加減) 私としては、正直、この作品がウエスト・エンドに移動するかどうかって瀬戸際の大変な時期に、 King Of Musical Theaterと呼ばれる大スター、 マイケルがどうせ、OKしてくれるなんてわけないよね〜と 半ばやけくそだったのですよね。 なのに、まったくもって、驚くべきことに、 たった一日しか候補日を書かなかった私に、 彼は「いいよ」とインタビューを受けてくれたのでした。 いやあ、話それるけど、こういうのって、お友達レベルでも難しいじゃない? 「明日ご飯いける?」 と言っても、平民のわたしらでさえ、すでに予定入ってることがほとんど。 それなのに、マイケル、なんてなんて、優しいの? というわけで、わたしの無謀すぎるというか、失礼すぎる、 ゲリラインタビュー当日っ(いまだに信じらんなーい) もはやその日。わしは、現実世界ではない、 どこかナルニア王国を行く旅人みたいな気持ちで(ってどんなん?) 彼の指示した6時10分前にステージドアに行ったのでありました。 マイケルの長年のPA(付き人)Andrew がすぐに迎えて来てくれました。 あんなスターなのにさ、ぜんぜん待たせないのよね。 で、階段を上がって、マイケルのDressing Roomへ。 もはや、この時点で、わたくしの心臓は軽く停止。 すでに失語症にも陥っております。 ちょっと卒倒しそうな気分なわけよ。 ふーっ。ロボットのような歩き(想像つくでしょ?) で、青いドアを開けて、入ると・・・・ マイケルの楽屋は、大きな窓から光が差し込む、小さいけれど、 素敵なお部屋。 真っ赤な薔薇の花束と、真っ白な薔薇の花束がシンプルな2つの花瓶に 対照的に飾られていて、すごく趣味がいいんだよね。 胡蝶蘭の鉢もいくつか置かれています。 マイケルは・・・・奥のコーナーに備え付けたベッドの上に 腰掛けて、iPadを見てました。 あ、老眼鏡かけてるー。はじめて見るよな〜と 「Hi!マイケル」と挨拶すると、 なんかすっごく恥ずかしそうに、そのメガネを外して、 ぱーっと立ち上がって私の方に来てくれました。 そして「ほんとに久しぶりだよね。会えてうれしーよ」 と挨拶のキスをしてくれたのーーーーー。 はっきりいって酸素吸入必要なんですけど。 で、マイケルは元いたベッドの上にもどって腰掛けました。 そのすぐ前に椅子が置かれてるんですけど、 彼との距離があまりにも近くて、こんなところに腰掛けてインタビュー無理、ぜったい無理、 と思ったけど、 気がつくと座ってました。 ひえええええーーーーーーーーーーーーーーーっ。 あのさー、 ずっとずっと恋焦がれて、憧れ続けた人が、 私のすぐ目の前20センチのところにいる気分って どう? 緊張MAXで、正直、吐きそうなんですけど(ひーーーーー) しかもアンドリューはどこかに行って、狭い部屋にマイケルと二人っきり。 ぜぃぜぃ。 私はなんとか、気を取り直して、 ほんとにこんな大変な時期に、貴重なあなたのお時間をいただけることを とてもとても感謝していますー と伝えたわけで・・・・。 すると、 ああ、まあ、いいよ。とちょっと迷惑そうな感じだったマイケル。 そりゃ、そうだろうと思うけど。 11年前のベルファストでは 「君のインタビューならどんな時でも喜んで受けるよー」 と言ってくれたマイケルとは、もういまは違うのね〜。 それに、さっき挨拶してくれたとき、一応ほっぺにキスしてくれたけど、 「Ichiko」という名前は呼んでくれなかった・・・。 ステージドアではいつもIchikoと呼んでくれたのに、なんで? と彼への質問より先に、なんだかマイケル冷たい・・・いままでで、 いちばんアンフレンドリーじゃないか・・・ということばかり 考えてるわし。 とはいえ、インタビューにはとっても誠実に応えてくれた。 この作品をどれだけ愛しているか、そしてどれだけスイニートッドを 演じたかったか、作品への情熱とソンドハイムの楽曲の素晴らしさと、 カンパニーへの愛をいっぱい語ってくれました。 「先週金曜日に、アンドリュー(ロイドウエバー)も観に来てくれたんだけど、 これまでのSweeneyの舞台の中で、このカンパニーが最高だって言ってくれたんだ」 「DirecterのJonathan Kentは元役者だから、 演じる僕らの気持ちをすぐに理解してくれるからやりやすいね」 「たぶん、ウエストエンドにムーブすると思うよ」 「イメルダがいいだろう?あんなに小さいのに、 すっごい演技で表情がくるくる変わって、最高の役者だよね」 「ソンドハイムは来週観に来てくれる予定なんだ」 ・・・・・ そんな彼の言葉を20センチの距離で聞いていたわたしは、 もう、血中濃度2000000000ぐらいに上がりつつ、 血圧はほぼ500。誰か助けてーーーーーっ。 でも、緊迫した中でもおいらは、しみじみ、うっとりしておりました。 マイケルって、口元がすっごく魅力的。 歯並びがなんてきれいなんだろうー。 髪の毛も、ひげもかわいーっ。 49歳になって、ますます渋みが出てきたよね。 ともはや、おっさん目線のわし(ひーーーーっ) このあといろんなお話を聞かせてくれたマイケルなんだけど、 やはり言葉の問題が・・・・・ 彼が突然、あろうことか、こう質問したのよっ。 「君はこの舞台を観て、どう感じた?」 えええええーーーーーーーっ。 マイケルがこんなに真摯になって、わたしに作品の感想を聞くなんて、 前代未聞じゃないかっ! やっぱり観客の生の反応を知りたいんだなーと思いながらも、 なにせオレは失語症に陥っている上に、 英語もボロボロだし、 えっとえっとえっと、あわわわわー でも、言いたいことはいっぱいある。 どうしようもなく暗くて恐いけど、 凄くスタイリッシュでインテリジェンスを感じさせる舞台だ。 ジョナサンの作品ハムレットを思わせるところもある。 セットやライティングのどきどきするほど素敵・・・ 漆黒の闇より暗いけど、イメルダのコミカルな演技で、どこか救いがある作品。 かつて見たジェシカ・ラングの舞台、欲望という名の電車みたいな、匂いもある。 でも何より、ソンドハイムの楽曲がビューティフルーーーーーっ、 というようなことを言いたかったのに、 わたしがマイケルに伝えたのは・・・何だったと思う? 「Dark」 この一言。信じられる?(ありえなーーーーーーーーいっ) このときの、マイケルのがっかりした、いやドン引きな様子。 ひえええええええーーーーーーーーっ。 今世紀はじまって以来の悪夢よおおおおおおおおっ(号泣) あああああーーーーーー。 このあと、マイケルはもう、かなりインタビュー終わりたそうで(そりゃそうだろう) わたしは絶えられず、こう聞きました。 「もう、お時間ないですよね」 すると、「もうこれで大丈夫?」 と言われてしまったのー。 ここでわたしがもっと、マイケルの興味のある話が出来れば・・・ くーーーーーーっ。自分の英語力をこれほど呪ったことないよ。ったく。 このあと、急いで用意していたお土産を渡しましたが、 以前のようにうれしそうではなかった。 とにかく、早く終わりたい!という気持ちがじんじん伝わってきます。 わたしはなんと、かなり疲れているマイケルにユンケルを持ってきてたんだよね。 しかも1本だけ(ひーーーーっ) 風邪気味のときにはこれ飲んでね。 というとかなりこれには興味深そうだった。 でも、モエ・シャンドンの泡にもあまり興味なし。 のどのためにニュージーランドのマヌカハニーもプレゼントしたの。 すると、 でっかいさらにいいマヌカの瓶を自慢気に見せながら、 「僕も持ってるよーーーー」 と得意げ。 なのに、私ったら、「これがNO,1よ」なんて言ってしまった(くー嘘なのに) そういえば、私のホテル本をマイケルにはまだ渡してなかったので、 サインしてプレゼントすると、 「おめでとう。本が出たんだね」 とは、言ってくれた。 で、「次はあなたについての本を書きたいと思ってるの」 という私の言葉は、完全に無視だったわ(しぇええええええ) この間の時間、わずか10分。 写真を撮らせてくださいね。 というと、ちゃんとポーズをつけてくれましたが・・・・ なんかやっぱり、疲れ切ってるよね、マイケル・・・悪いことしたわ。 ちなみに、マイケルのうしろの壁に貼ってあるカードは、 ファンにもらったメッセージカード。 彼は以前から楽屋の壁いっぱいにファンのカードを貼りつけていましたっけ。 私のカードもあります。右上のハイヒールとバッグが描かれたカードよ。 そしてそして、遠慮しながらも、 このインタビューのもはやいちばんの目的と言ってもいい(えーっ?!) 彼とのツーショットをお願いしました。 すると「アンドリューに撮ってもらおう!」 と言って、アンドリュー、アンドリューと、ドアを開けて、 マイケルが呼べど、アンドリュー返事なし。 わたしは「ええええーーーーっ」ととってもがっかりした顔をすると、 「大丈夫!こうすればいいよ」 と私のデジカメを撮って、右手をぐーんと伸ばして、シャッターを押してくれた彼。 ピンぼけだけど、 これ、かなり好きな写真。いつも笑顔のマイケルがスイニーっぽく睨みをきかせています。 ぜんぜん怖くないんだけどね。 「じゃ、僕、君を送っていくよ」 と一緒に階段を降りて、ステージドアの場所まで行くと、アンドリューがいるではないかっ? あなた、どこに行ってたのよーっという気持ちを抑えていると、 なんとマイケルが、じゃ、アンドリューにもう一回撮ってもらおうか? と言ってくれたって、どう? で、撮ってもらったのがこの写真。ここでもまた睨み聞かせてます(かわいー) そして、最後はいつものマイケルの顔で。 いま、インタビューの日のことを思い出しながら、 こうして書いていると、ほんとになんてマイケル優しくわたしをケアしてくれてるんだろう・・ と思うのですが、 わたしはこのインタビューのあと、かなり落ち込んでおりました。 以前のインタビューに比べたら、ぜんぜんマイケル、優しくないやーん。 とか、 最初に楽屋に入ったとき、付き人のアンドリューがマイケルに紅茶を入れて、 手渡したんだけど、彼はそれを飲みながらもわたしに 「何か飲む?」とはまったく聞いてくれず、ああ、これって、 マイケルに大切に思われていない証拠だなーなんて、 ひねくれ松澤、大ショックだったわけ。 しつこいけど、11年前のベルファストでは 何か飲む?と聞いてくれて、大丈夫よ、 といっても、冷蔵庫からダイエットコークを出して、 自ら私に入れてくれたマイケル。 そのときと比較すると、確実に彼とわたしの間の絆はもはや風前の灯火〜 というか、その絆ささくれ立ってるような気がして、 ほんとに悲しかったのよね〜。 だが! 今回、この日から半年後の3月にロンドンに行ったとき、 またまたマイケルに厚かましくも、お忙しいのは十分わかっているのですが、 もし出来れば5分でもお会い出来ればうれしーです。 という私の切なるオファーは聞き入れられませんでしたー。 いやあ、ほんとにプレスナイトやチャリティーや、TVやラジオの プロモーションでクレージーに大変なときだったから、 受け入れてもらえる方が不思議。 でも、今回、彼に楽屋に呼んでもらえなかったことで、 改めて、この日、Chichester でマイケルが私のインタビューを受けてくれたことが、 本当に奇跡というか、 特別なことだったんだなあと改めて、 マイケルへの感謝の気持ちが溢れてきましたー。 マイケル、なんだか冷たいわ、とかアンフレンドリー、とか言って、 ごめんねーーーーーっ。 でも、今年9月にまた行く予定なので(えええええ?) そのときはまたオファーしようっと。 そして、楽屋に呼んでくれたら、うれしーな。 ・・・とどこまでも懲りない、わしです。 マイケル劇場@Sweeney Todd 2011英国の旅Part 1 マイケル劇場@Sweeney Todd 2011英国の旅Part 2 マイケル劇場@Sweeney Todd 2011英国の旅Part 3 マイケル劇場@Sweeney Todd 2011英国の旅Part 最終章
by ichizonda
| 2012-04-09 19:00
| Michael Ball
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