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さらに、無駄に長文ーーーー。 おもしろいシーンもございませんっ・・・。 たぶん、最後まで読んでくれる人は、皆無かと・・・・ その日。 Sweeney Toddが上演されている、Chichester Festival Theater内にある、 レストランの窓際のテーブルにひとり座り、オレは、悩んでいた。 悩みに悩んでいた。 シャンパンを飲みながら・・・・。 頭に50ペンス禿ができるほど。 今回、再び、イギリスに舞い降りたのは、マイケルのSweeneyを観ることももちろんだったけど、 Alfie Boeへのインタビューもその大きな目的よ。 Alfie への取材は、2ヶ月前に決まっていて、 レ・ミゼラブルが上演されている Queensのドレッシングルームで、アルフィーにインタビューしました。 いやあ、何がびっくりしたって、 ドレッシングルームがむっちゃくちゃ狭かったことであります。 マイケルも、以前、Passion のときにQueensのあのドレッシングルームにいたと 思うのですが、体、入ったのだろうか(ひーっ) それにしても、アルフィーは、 「こんなに優しくて、心のきれいな人はいないわ!」 って言うほど、 これまで取材してきたアーティストの中で、たぶんいちばんええ人でした。 もう、いい人すぎて、涙出るぐらいよ。 インタビュー時間は30分だったのですが、 「早くしなければ・・・」とあせるわたしに 「30分すぎても大丈夫だよ。僕はいつでも君のために時間を取るからね」 て、どんだけいい人?! 彼に一度でも会えば、ぜったいにファンになる!それほど、 心の美しさ、ピュアさ、温かさがダイレクトに伝わる人なのよね。 だから、 アルフィー何かのインタビューで暴言を履いたっていうのが、ちょっと信じられないなあ。 ま、その記事は読んでないし、なんとも言えないんですけどね。 だからどうなのよ?って話、わたしの中では。 わたしはレ・ミゼラブルのJVJを演じた、アルフィー、ほんとうに好きでした。 でも、そんな歌の実力だけじゃなくて、スターの人柄に触れて、 さらにファンになるってことあるよね。 この人のためなら、応援するよーっ、ひと肌脱ぐよっていう気持ち。 アルフィーに会えば、きっとほとんどのひとが、 そんな気持ちを抱くんじゃないかって思えるほど、 とにかく、nice personなのよ(あくまで私の見解だけど) で、取材が終わって、「1月にあなたのコンサートに行くのよー」 と言うと、 「わ、ほんとかいっ?」 ってすっごくうれしそうな顔をして、 「じゃ、そのときは、コンサートが終わったら、一緒に一杯飲みに行こう!」 なんて言ってくれた、アルフィー。 ちなみに、マイケルには、これまで10回近くインタビューしていますが、 こんなこと言ってくれたことは、皆無っすね(怒) いや、話はさらに、それてきた。 でも、そんなに言ってくれたアルフィーなのに、 結局彼のコンサートには行かなかったわし。 5箇所のVenieで、2ヶ所最前列のど真ん中、 3箇所は2〜3列目中央っていう、魂席でしたが、 すべて放棄(がーんがーんがーん)もったいねー。 ああ、アルフィーへの愛はいずこ〜(ひええええ) で、話をもどして、チチェスターで、50ペンス禿ができそうだって話よ。 哀れな女、マダ松の話よ。 実は、今回、マイケルにも、インタビューしたいという、野望は激しくあったのですが、 エージェントも以前と変わって、 レイフ・ファインズやサラ・ブライトマンなどが所属する事務所に移籍した様子。 日本からオファーをしようと思ったのだけど、 ほら、英文の取材依頼書書くのもしんどいし(えーっ?!) たぶん、時間かかるし、どうしようと思っているうちに、出発の日がっ。 現地で、Sweeneyを観た初日、SDの係の人に、マイケル宛に日本酒をことづけて、インタビューしたい気持ちがある旨書いた手紙も入れてたのよね。 でも、その後、SDで会ったマイケルはそれに対して、何もいわないし、 たぶん、私のインタビューは今回したくないんだなあとあきらめてたの。 で、土曜のマチネもソワレでも、言い出せなくて、 だいいち、土曜のマチネには、ALW御大がチチェスターシアターにいらしてて、 そりゃ、もうマイケルも大張り切り。 WEにムーブするかどうかの瀬戸際で、かなりナーバスだったに違いない。 そんなWEを背負う大スターとしての、一大事に、 日本からやってきた、ヘボライターのわしのオファーなんて聞いてられっかいな?って 話よね。 わたしがマイケルでも、そう思う。 取材はもっと事前にオファーをお願いしますよ、頼みますよって状況なわけよ、 だからもう、インタビューはあきらめてたの(ほんとにしつこいけど、あきらめてたん) SDでも本当にいままででいちばん優しかったし。 10年以上ご無沙汰していた(ひーっ)ファンが、 また戻ってきた!という感じで、珍しく、マイケルはわたしを歓迎してくれているように 思ったわけよ(これがたぶん妄想だったのよね。合掌) 今回、アルフィーのインタビューでも、とってもお世話になった、 ロンドンの年下のBFのママに、そのことを電話で伝えると、 「イチコさん、もう一度、オファーするべきよ。 だって、せっかくチチェスターにもきてて、こんなチャンス2度とないかもよ」 と言われて、わたしの心は大揺れっ。 そんわけで、冒頭のレストランの話にもどります(なっがー) シャンパンをがぶりんちょと飲みながら、 おれは、考えたーーーー。 「人生、短い」 ってことを。 大好きな森瑤子さんが、わたしに以前言ってくれたこの言葉も総動員した。 (彼女はそのことエッセイにも何度も書かれています) 「いちこさん、虚無と傷心のどちらを選ぶ?わたしはどんなに傷ついても、 ぜったい傷心を選ぶわ」 つまり、アクションを起こさないで、虚しいままでいるより、 たとえ最悪に傷ついても、絶望しても、アクションを起こさなきゃってこと。 たった一度の人生だから。それが人生の糧になるのよって。 おお、そうだったのか!と 目からウロコが200000000000枚落下。 わたしはマイケルに手紙を書きました(またかい?) あのね、マイケル、わたしはもう、明後日日本に帰らねばなりません。 あなたの舞台を観れるのは、明日が最後です。 めちゃくちゃ忙しいのはわかってるんだけど、 もしもし、良かったら、明日インタビューさせてくれませんか? たとえ5分でも10分でもいいです。 ・・・・ともはや、嫌われてもいいわってぐらいの勢いで、 おれはその手紙を封筒に入れた。 そして、入り待ちの時間が来たので、 レストランをあとにし、おれはSDへと向かった。 マイケルの好きなJo Maloneのキャンドルと、 彼の好きな香水をあれこれ見繕ったショッピングバッグを持って。 SDにはすでにファンが群がっておりました。 10分、20分、30分まっても、こないよー、マイケル。 ファンのひとりがわたしに声かけてきました。 「わたしはノルウェイから来たのよ。あなたはどこから?」 いやあ、彼女たちも、パッションからのファンらしい。 しかし、ノルウェイとロンドンは近いね、ジャパンに比べたらさ。 (いや、こんなところで張合ってどうするって?) ああ、それにしてもさっぶー。 寒風が胸にしみわたります。 今回、土曜のソワレで一度出待ちしましたが、 入り待ちは、これがはじめて。 マイケルは愛車レンジローバーを自分で運転して、やってくるって 聞いていましたが、なかなか来ませんやん。 もう、一時間待ってます。 だから、入り待ちいやなのよ。しかし、今回は、氷像になっても、 手紙を渡す使命がわたしには、あるのだっ! うううううう。もはや、6時半・・・・・。 と、付き人のアンドリューが出てきました。 マイケルもうすぐ来るのね。どきどきどきーっ。 心臓一気に肥大。 わああ、マイケルのレンジローバーがやってきました。 携帯でなにやらお喋りしてます。 ちょっとバックして、パーキングする模様。 まったく冴えない男でも、片手運転で、バック・・・ っていうのは、かなりかっこいいポイントなんですが(わたしだけ?) それをををををををーーーーーーーーっ 憧れのスターがしているシーンを見れるなんて、どう? どう思う? もはや卒倒(良く倒れるな) ようやく車をパークさせて、マイケルがやってきました。 パンフレットにサインをお願いするファン。 ファンたちは、もう、自分を見てみて見て!(私も含む)という ビーム飛ばしまくって、もはや活火山状態。 マグマ燃えまくってます 数人のファンとちょっとチャットするマイケル。 でも! すぐに、わたしの前にやってきてくれたのーーーーーーーーーーっ。 で、またもや 「Hi!Ichiko 」 と名前を呼んでくれるマイケル。きゃあああああーーーーーーーーーーっ。 この日も、わたしにだけ、名前を呼んでくれたのよね なーんて、いやなやつーオレ。 永遠に封印だ、こんな自意識過剰なブログはよーっ、ってみんな思ってる? いや、ここまで長すぎて、たどりついてないか?むきーっ。 そして、プレゼントをわたすオレ。 「Oh Thank you !」 ってとーってもうれしそうなマイケル。 思わず、わたしを抱き寄せて、キス。 きょえええええええええええええええええーーっ、 死ねる。 あまりにわしの顔が不細工すぎるので、写真は豆サイズにしときました。押忍。 そして、おれは、小さな声で、言ったのさ。 「マイケル、この中に手紙が入ってるの、読んでくださいね」 するとーーーーーーーーー、 「I promise!」と めっちゃくちゃ優しい笑顔で、わたしに答えてくれたのよ。 再び、悶死。きゃいーん。 でも、このあと、わたしはステージを見ながら、思ったね。 ウエストエンドいち高ギャラを取る(びっくりのお値段でした) ロンドンミュージカル界の大御所、Michael Ballに 「インタビューさせてくださいますのことか? でも明日しか、時間ないのですねん」 ってどう? わしなら、きっぱり断るね。 でも、私の中では、明日一日しか時間がないって言った方が、 マイケルも断りやすいと思ったのだ。 99%断るだろうという予測はあった。 だって、めちゃくちゃハードで体がしんどいよーってTwitterでも グチをこぼしてたし。ほんとに、苛酷な役柄だし、精神的にも肉体的にも かなり極限に近い状態にあったと思うのよね、マイケル。 だから、きっと、ぜったい断るだろうって。 「ごめんね。明日はどうしても時間取れないんだ」・・・って さらに、自分でオファーしていながら、 わたしもなんだか、彼に会うのが怖くなっていた・・・・。 通訳もいないし、このしょぼすぎる根性英語で、どーするっ?! そして! Sweeney が終わって、 またもやSDにダッシュ。 おおおおおっ、入り待ちのときより、ファンの人数多いんですけど。 しかし、明日インタビュー出来るかどうか、マイケルから答えを聞かなけばっ。 ひーーーーーーーーーーーーーーーーーーー。 このときはもはや、心臓は一時停止状態。 医龍の朝田、バチスタ手術、頼むー(久々登場、朝田) いやまじで、 のどカラカラ。 瞳孔ひらきっぱなし。 おかーさんっ。 と、そのとき、いつの間にか、マイケルが、私の前にやってきてくれたの。 そして! 何か、言ってくれたのだけど、もう、テンパリまくってまったく意味がわからず。 えっ?と聞き返す、まぬけなおれ。 やっぱりダメなんですね・・・・がくがくがく(と膝から落ちるイメージ) ーーーーーと思ったそのとき。 マイケルはゆっくりと、優しい口調でこう、言ったのさ。 「明日、ステージドアのあのドアに6時においで。 アンドリューが君を案内しくてれるからね」 えええええーえええええええええええええええええええええええええええええええええ。 嘘でしょう? と一瞬ぽかんとしたオレの顔を、マイケルは不思議そうな表情で見てました。 で、おれは言ったの。 「Thank you darling」 マイケルはそれだけ言うと、レンジローバーにひとり乗って、 かっこ良く去っていったのであった。 わたしは、ホテルまでの帰り道をまたしても、 ゾンビのように、ふらふらになりながら、歩きつつ、 立ち止まって、思わず空を仰いでみた。 宇宙の神様に感謝するために。 そして、右手を空高く掲げて、ガッツポーズ。押忍。 S君のママの、素晴らしいサジェッションにも感謝しながら・・・。 この夜、イギリスには珍しく、空に星が瞬いていた。 えーっと、 このときSDでマイケル君と撮った写真は、わしのお気に入りなのさーーっ。 何度もアップして、ごめんやすー。 ちなみに、このブログに掲載した写真は、 長年のマイケルのファン、Christine Bloomfieldが撮ってくれました。 クリス!ほんとにありがとう!I love you.XX 後ろのおばちゃん、じゃまー ああ、これだけ書くのに、疲れたわー。 というわけで、ファイナルへと続くよ~っ(誰も読んでくれないと思うけど・・・) マイケル劇場@Sweeney Todd 2011英国の旅Part 1 マイケル劇場@Sweeney Todd 2011英国の旅Part 2 マイケル劇場@Sweeney Todd 2011英国の旅Part 3 マイケル劇場@Sweeney Todd 2011英国の旅Part 最終章
by ichizonda
| 2012-02-06 20:44
| Michael Ball
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