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まっくすさんのブログに書かれていた、 佐野元春さんへの思い、を読んで、 思わず私がかつてかなりシリアスに 追いかけていたミュージシャン(って追っかけとはちょっとちゃうねんけどね。でも一緒かな?) のことを思い出した。 その頃(1996〜2000年)の私は、 彼の歌を聴くためだけに、 彼のステージを見るためだけに生まれたのではないか・・・ なーんてことをちょこっと思っていた。 イギリス中を、 アイルランド中を、 たったひとり キャリーバッグひとつ引きずりながら 劇場から劇場へと渡り歩いた日々・・・。 ひやあーあの底力、体力どこから来てたんだろう? もう、いまは出来ません。しんどくて。 オックスフォードからロンドン、またエジンバラに上がって、 ニューキャッスル、シェーフィールド、 ブラックプール、再び、ロンドン、 それからアイルランドに渡ってベルファスト、ダブリンと UKをお遍路したあの頃。 ステージの彼から見えるわけなんてないのにさー、 シャンプーなんか2回もして、パックもして、 お洒落しまくって、メイクには30分もかけて・・・ いったい何してたんだろうねーあの頃の私。 2000年の思い出は悲惨だ。 1年半も前からチケット買って、それはベルファストのコンサートで、おまけに最前列のど真ん中という 最高の席であったにもかかわらず、身仕度にとまどってよー さらにタクシーがつかまらず、ウォーターフロントっていう 劇場に30分も遅れて到着。 もちろんすでコンサートははじまってて、 彼はちょうど「ザ・ローズ」を熱唱していて、 そんな中 最前列に行く勇気なんてなく、 仕方なくうしろで立ち見で見てたら、 情けなくて哀しくて、自分に腹たって、 泣けてきました・・・。 でも、夏に、デボンシャーの草原であった オープンエアーコンサートでの出来事は忘れられない。 彼のためにNYのバーニーズで買ったTシャツや シャツなどを付き人にことづけたら、 リハーサルのときに200人近いファンが見守る中、 まっすぐに私の方にやってきて、 「Ichiko、Thank You!] とほっぺにキスしてくれたときにはよー、 死んでもいいっ、 このまま死ねるっ と思ったもんねー。 そしてコンサートがはじまる前、彼の付き人が 私に何か手渡すではないか? 何?と思ったら、彼が書いてくれた手紙。 「いつもありがとう。今日のステージで君から もらったTシャツ着るよ」 ・・・そんな内容の手紙だったけど、 彼の走り書きしたペンの字が 神様からの贈り物のように本気で思えた。 いままでの人生でこんな感動的な 手紙、受けとったことあった? この日、5000人ぐらいの観客が見守る中、 彼からの手紙を受け取ったのは私だけなのだー そう思うと、幸せで幸せで、 一生分の幸せをここで使い果たしてもいいもんねー とマジで思った。 ああ、それにしてもあのコンサートが始まる前の、 あたりが一瞬暗くなる瞬間。 いまもあの瞬間を思い出すだけで鳥肌たつくらい ドキドキする。 そしてあんなアホな追っかけを続けてさ、 自己嫌悪にさいなまれまくりましたが、 いま思い返すと、 あれほど贅沢な日々はなかったような気がするのだ。 あの日々、私が考えることはコンサートのことだけ。 次の劇場はどんな感じかしら? ステージはどんなだろう。 彼の声の調子は大丈夫かな? 私、何着ていこう? 髪型は? 仕事のことも家族のことも つきあってる男のことも みーんな忘れて、 ただただそのミュージシャンの歌を聴くためだけに 生きていた日々。 アフォな時代でしたが、 かけがいのない日々でした。
by ichizonda
| 2005-01-01 14:45
| 恋せよ乙女
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